たくやとおとん・・・ときどきリキ  父から息子へ残せるものは・・・

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2013年12月16日にリキ(柴犬 ♂17歳9ヶ月)で虹の橋を渡り
前ブログ『たくやとおとんと・・・ときどきリキ』の更新は終わりました。
新たにこちらでタクヤのために彼の成長記録としてブログを書きます。


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家族に見守られながら安らかに旅立つ

2014 - 09/18 [Thu] - 06:41

9月13日
入院2ヶ月 ICU1ヶ月のお袋が個室へ
移動の時間を大きく過ぎ沢山の看護士さんの笑い声の中
ICUの扉が開く
『取り扱い注意』
体に付けられたバーコート(本人各人証)を見せながら
『私は病院で一番高い商品なんだから・・・』と
冗談を言って看護師さんたちを笑わせているお袋
扉が開くと看護師さんが
『ほら 次男さんが待っていますよ』と言うと
お袋は手を振りながらこっちへ来いと招くしぐさ。
病棟が一番奥の建物から
正面にある建物の最上階へ
長い長い移動中もお袋は話を続け
帯同してくれる看護師さんたちを笑わせる。
大学病院の正面入り口側の最上階の部屋
立派なホテル並みの部屋で景観も良い
今日から一週間
家族たちと思い出を作る旅行が始まった。

部屋に移動してすぐに主治医から報告
『ICUでの最後の輸血透析は出来なかった』と。
今の状態ではもって明日
あまり効果は無いが日赤に連絡をして血小板を取り寄せるか?
もし、血小板が間に合っても三日が限度かと・・・
それでも何の為にICUから個室に移したのか?
ICUでは家族だけしか面会できなく
お袋に多くの方を会わせてやるために・・・
そして家族みんなで終末期看護をするため・・・
兄貴と相談する時間は無く迷わずにお願いをする。

個室に移った初日は
タクヤは就労先での稲刈り祭
お婆ちゃんに新米を食べさせると張り切って出かけ
また、13日はお姉ちゃんの誕生日
部屋を移動する時間が大幅に遅れた初日
移動する前にはお袋に会いたいと多くの方が
すでに待機していてスケジュール通りには行かなかったが
夕方からお見舞い客と稲刈りを終えたタクヤも合流して
みんなで娘の誕生日会を行った。
司会担当のタクヤが緊張していると
お袋が
『○○○ お誕生日おめでとう』
『タクヤ 稲刈り祭 お疲れ様』と
お袋が司会を・・・
ここでもみんなを喜ばせビックリさせるお袋
見舞い客の方々がビックリするほど元気で
頭の回転も速く寝たきりではあるが
耳も遠くなく流暢な言葉で
誕生日会を盛り上げたのはお袋だった。

9月14日
昨日から一睡もせず一晩中話をやめないお袋
深夜にうとうとすると幻覚状態で
大昔の話や子供の頃の人と会話をしたり
急に目を開けて優しく微笑みながら
昨日とは違って小さな声でもう少しで
三途の川を渡るところだったと・・・
今日も多くの方が来る予定だから
午前中はゆっくりと寝たほうが良いと言っても
寝る時間がもったいないのか?
寝てしまうと目が覚めないと思っているのか?
それとも痛みで寝れないのか?
午前中は静かにしていたお袋だが
昨日の疲れと治療をやめたことで
一日で血圧が30も下がり急激に意識レベルも低下

午後からは午前中のお袋とは別人で
二日目午後からはお袋の頭も口も絶好調
地方から来てくれた親戚に元気な所を見せようと
懐かしい話しに花を咲かせ
兄貴たちには家にお泊めするのだからと
色々な指示を出す。
笑い声は面会時間終了の八時まで続いた。

9月15日 敬老の日
『本日の主役』のタスキをかけ
天井からは『おめでとう』のくす球
前日、お袋の生まれた実家から
お袋が子供のときに好きだった懐かしい食べ物
家族と親戚だけで敬老の日を祝う
コンコンとノック
騒ぎすぎて注意が来たと思ったら・・・
ICUでお世話になった看護師さんたちが
『おばあちゃま おめでとう』と来てくれる。
お喋り好きでどこでも誰にでも話しかけるお袋らしく
入院にしていてもすぐに友達を作る
年齢を重ねるごとにお友達は先に天国へ
だから私は新しく年寄りとは友達にはならないよ
新しいお友達は若い人に限る。と言っていた。

楽しい連休も終わった9月16日深夜2時
付き添っていた兄貴から連絡が入る。
お袋が目を開けない
喋らない・・・
手を握り返さない・・・
急遽、病院へ
日が昇り始めると指に反応が出てきて
午後には話しは出来なくなったが
首を動かして意識の疎通は出来るまで復活
それからは何度も呼吸が止まったりを繰り返すが
呼びかけと体に触れるたびに自力で呼吸
連休の三日間
全身全霊で多くの方と会い
喜ばせお袋らしさのままおもてなしをしたお袋
もうとっくに医師から言われた寿命は過ぎている・・・
主治医から
今夜か?もって明日と宣告
息子たちと孫たちで家族全員で
お袋の手を握り体を摩り話しかける・・・
関東では震度5弱の地震
タクヤとお姉ちゃんは病院のエレベーター内で遭遇
短時間だが二人だけで真っ暗なエレベーター内に
閉じ込められるハプニング。
タクヤは意外と冷静で開いた階で
階段を探していたと娘から聞き安心した。

9月17日 11時50分
家族に見守られながら
静かに穏やかな顔で
85年の人生を終える・・・

しかし、偉大なお袋の務めはまだ終わっていなかった・・・
多くの方が治療に関わっていただいたこと。
多くの方の善意の輸血を沢山使わせてもらったこと。
そしてお袋と同じ病気の方々の為に
お袋は今後の医療のためにと体を提供した。
全てが終わって綺麗にしてもらった
お袋に会えたの夕方6時半
霊安室には検体・解剖に協力したことで
病院から素敵な花束と多くの医師や看護師さんたちが
お袋を見送ってくれた。
本当に最後まで身を持って愚息たちに
『頑張れ!』と指導を・・・
お袋が乗った葬儀場の車に私が同乗し
病院から実家や会社に寄ってもらい
待っていた人たちに別れを告げ葬儀場へ
深夜まで兄貴と女房たちで今後の葬儀の打ち合わせ
しかし、お袋は生前に自分で殆ど済ませており
愚息たちは・・・
親族・会社関係への葬儀の連絡係りだけで・・・
そこまで完璧にして・・・
どんなにお袋にご指導を受けても
お袋を越えることなどできないと思った愚息たち

優しくて素晴らしく偉大なお袋
楽しかった最後の家族旅行

本当にありがとうございました。

なんて素敵なお母様でしょう。
ご冥福をお祈りもうしあげます。

お母様のご冥福をお祈りいたします。
読みながら、涙がこぼれました。とても素敵なお母様ですね。
みんなに愛され最後まで笑顔を忘れなかったお母様に、私もそうありたいと思いました。

お母様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

ブログを読み終え、「なんて素敵なご家族なんでしょう。」と感銘いたしました。
偉大なお母様、素敵なすばらしいお母様だったのですね。
母親は本当に特別な存在です。
私も母を亡くしてもう5年目を迎えますが、思い出さない日は一日たりともありません。
最後の家族旅行で本当にいい親孝行をしたと思います。
どうぞ、お身体を大切にお疲れの出ませんようにご自愛下さい。

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とてもすてきな最後だと思いました。
ご冥福をお祈りします。

お母様にお疲れ様と、お伝え申し上げます。
素晴らしい人生、そして最後を全力で生きられるました。
敬老の日を頑張りましたね。

皆さんに会われたのですね。
敬老の日を無事に終えて、力も出し尽くし、お疲れ様でした。
皆さんに会えて、良かったです。
お母様、安らかにお眠り下さい。
オトン様へ、大変な休日を過ごされましたね。
お疲れでしょうが、まだお忙しくなります。
お母様へのお悔やみを申し上げます。

はじめまして

初めてコメントさせていただきます。
私は父をすでに亡くし同年代の母がおります。
父もそうでしたが母は本当に特別な存在。
拝読していて身につまされ涙があふれました。
ご家族の皆様の愛に包まれて旅立ったお母様。
ご母堂様の逝去を心からお悔やみ申し上げます。

お母様との最後の日々、
素晴らしく偉大なお母様の人柄に触れ
涙が止まりません。
本当にすごい方なのですね・・・・・・
素敵な家族旅行に感動致しました。

お母様の御冥福と
遺されたみなさまの
増々のご活躍をお祈りいたします。
献杯。

素敵なお母様のご冥福を、心よりお祈りいたします。合掌

お疲れ様でした。
気丈で素敵なお母様。
そんなお母様の血なのでしょうね、素敵な家族。

ご冥福をお祈りいたします。

お母様のご冥福をお祈り申し上げます…

お母様は素晴らしい方でしたね…最後の最後まで…
自分は辛くても最後まで病院のスタッフへの心づかいが行き届いていたり、献体されたり…「尽くす」ということをこのブログを通し、感じさせていただきました。

…こんな時に拍手をつけるのもおかしいかもしれませんが、さいごまで優しさと思いやりに満ちたお母様の素晴らしい人生に「拍手」させていただきました。

…お気に障ったらごめんなさい…

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